2014年10月3日金曜日

自分のスタジオを疑ってみる

ハイレゾ対応の録音をするようになって、ほんとうに超高音が正しく録音再生されているかを気にするようになって、測定することで心配をなくすことの大切さを再認識しています。

自宅でスタジオ風味なことをしているみなさん、オーディオマニアのみなさん、みなさんは左右のスピーカーに本当に同じレベルで電気が届いているか自信がありますか?CDプレーヤーやADコンバーターの出力の左右は本当に差がなく出ているでしょうか。DAWのソフトウエアのメーターがそう振れているからといって、アナログ出力が正しく出ている保証はなくて、その先は機材を信じて耳でまあまあ判断しているわけです、大抵の場合。


本当に左右あってるの?ハイレゾの価値ある特性してる?


<パワーアンプの左右のレベルあってる?>
アンプのメモリやクリックの位置は本当に正しいのか。僕がビクタースタジオのメインテナンスにいた頃はついにボリュームをバイパスしていました、ガリも出るし信用できないからです。そして電圧計(ミリボルトメーター)でアンプの出力が左右ともきまった電圧になるように別の方法で合わせていました。

ProToolsもアナログIOにはトリムがついています、経年変化もするし本来は設置場所で接続して環境が安定した段階で正確に合わせるべきです。メインテナンスエンジニアを抱えるプロの録音スタジオではこれを行っています。

<聴こえない高音まで録音するハイレゾ対応>
たとえば96KHzサンプリングの40KHzのテスト信号を出してスピーカー端子にちゃんと音が来ているか。使っているオーディオIOで本当に録れているのか、なども測定しないとわからないのです、うまく聴こえないもんで(笑)。

昔々、オーディオブームっていうのがあって1980年くらいには音楽好きな男子の多くがオーディオにこだわっていて、なんていうか、バイクとか車とかオーディオとか、とにかく男の子っぽくてメカでかっこよかったわけです。
カセットテープっていうアナログな録音メディアにどうやったらいい音で録音できるのか、どのメーカーのテープがいい音なのか。スピーカーはどんなふうに置いたらいい音がするのか、なんてのが今で言う「ザ・テレビジョン」的なFMラジオのプログラムを扱った雑誌なんかで普通に知る事ができました。

デジタル時代になって、繋げば音が出るし、クラウドもあるし、いにしえのオーディオのノウハウなんてどこかにいってしまったそんな時代なんですけども。

えーグダグダ書きましたがultramusic.jpでは音楽制作をレコーディングなどでサポートしています。レコーディングしたいひとも、家の機材の接続が心配なひとも、カモンカモンなのであります。twitterの@kazugooか studio(アットマーク)ultramusic.jp まで気軽にご連絡ください^^。


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