2014年2月12日水曜日

デジパフォの裏技(Digital Performerでステレオ素材を2つのモノ素材にする)

いままで
Digital Perforrmer7.x で8.xの新しいプラグインを使う方法
Digital Performer でサウンドバイトをミュートする方法/how to mute soundbite on Digital Performer
Digital Performer の便利コマンド(複数トラックのOutputを一気に変更する)

 などをご紹介してきました。

今回はステレオ素材を2つのモノ素材に変換する方法です。


2つの方法があります。
 僕がこれが必要になるのは、モノ素材が録れない機材で録音した素材をモノラル素材として使いたい場合です、たとえばボーカルをICレコーダーで録音したような場合。本来モノラルである素材をステレオで収録して、これを左右をミックスしてモノラルにするのはピュアではありません。通常マイクを2個立てて録音すると、それぞれのマイクに到達する時間差がかならず存在してしまって、単純にミックスするとこの時間差が音質的に悪さをします。
 一番いい方法は片方のチャンネルだけ使うことです!

<方法1> 
 デ・インターリーブドなファイルを書き出してリネームして再び読み込む
aiffでもwavでもいいので、左右に分かれるファイル形式で保存します。システムはファイル名で左右のペアを認識するのでリネームしてしまいます。僕は片方のチャンネルしか必要がない例で、他方は捨てています。
サウンドバイトウインドウから、エクスポートで書き出します

二つのファイルができました

リネームしていらないチャンネルの素材は捨てました




<方法2>  
 こちらの方法のほうが画期的です、多分!

まずサウンドバイトウインドウでファイルを選び、Edit in Waveform Editorを開きます。

Waveform Editorで欲しいチャンネルの波形をコマンドキーを押しながら選択します(またはコマンドAで全てを選択してから左端のL、R、の部分をクリックする方法でも可能)。

ミニメニューのNew Audio File from Selection を実行します。


これでサウンドバイトにコンバートされた新しいモノラルのファイルが現れます。

ではみなさんEnjoy DPってことでまた!


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