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2015年9月7日月曜日

DP9の波形スペクトラム表示が示唆すること

96Kやそれ以上で録音することが多くなると、聴こえない部分のノイズの責任をどうするかという問題を無視できないわけでDP9のように波形をスペクトラム表示する機能はDAWに不可欠だと思います。

高校で物理をやった人(あるいは数学でやった三角関数の加減を覚えているひと)は思い出してもらってもいいんですが、2つの異なる正弦波を合成するとその差の正弦波が生まれます。これはビートとも呼ばれてギターを耳でチューニングする時に体験するものです。
これは聴こえない、たとえば31kHzと30kHzを合成すると1kHzの耳に聞こえる音が生まれることを意味します。耳に聴こえない帯域のノイズが聴こえる部分に現れ聴こえる音として影響する(汚す、あるいは意味のわからない音がしている!とかの)危険があるということです。
レコーディング中は難しくてもマスターのスペクトラムをざっと見て広域に怪しい帯が無いかくらいのチェックは必ずした方がいいとおもいます。

ということで新しいDigital Performerの波形をスペクトラム表示する機能はDAWとしては先進的な実装ですが、聴こえない超高域にも責任を取りましょうという大切なことを示唆している、と解釈してみています。

2015年5月23日土曜日

DPであるトラックの全レンジを簡単にセレクトする方法

DP関係の表裏技関係をいろいろ載せています。
(ここクリックでキーワード検索表示します)

今回は使い込んだユーザーなら知っているかもしれない細かいtipsです。自分はこれ日常的に空気を吸うように使っていますのでなかったら困ります。

「そのトラックの頭からケツまでを一瞬で選択する方法」
DPではひとつのことを実現する手段がいくつかあります。これもそのひとつだと思いますが。


あるトラックを選んでここダブルクリックするとレンジの窓にあたま、ケツが入り選択されます。楽でしょう?

この感じ、実はDPの元祖であるM.O.T.U.のPerfomer ver1からあった所作なんです。
たとえばカウンターしたのスタート/ストップ。

start/stopの上をクリックすると現在位置が入力され、startをダブルクリックすると曲の頭、stopをダブルクリックするとケツが数字として入ります!

Enjoy DP!

2015年3月22日日曜日

Digital Performer でExpansion Boardのパッチリストを見えるようにするには

Digital Performer8でRolandなどの音源にエキスパンジョンボードを搭載している場合、そのパッチリストを出す方法に悩んだのでメモしておきます。

設定はMenu>Bandles>MIDI Device>Patchesで行います


1)Audio Midi Setupで該当する音源(デバイス)を登録します。こんな感じ。

2)DPを立ち上げて、Studio>Bundlesを開き、MIDI Deviceタブをクリックすると左側にデバイス名が出ます。自分はFantom-XRをダブルクリック。
3)Midi Device Properties が開くのでPatchesタブをクリックすると登録可能なバンクと音色のリストが出ます。
4)スクロールして自分が使うエクスパンジョンボードの名前のDefaultのプルダウンからDefaultのすぐ下にある名前を選びます。「Defaultじゃなくてこのボードを使うよ」と宣言するのでしょうね。


はい、追加ボード分の音色リストが出ました!



 今日はここまで。

2014年2月12日水曜日

デジパフォの裏技(Digital Performerでステレオ素材を2つのモノ素材にする)

いままで
Digital Perforrmer7.x で8.xの新しいプラグインを使う方法
Digital Performer でサウンドバイトをミュートする方法/how to mute soundbite on Digital Performer
Digital Performer の便利コマンド(複数トラックのOutputを一気に変更する)

 などをご紹介してきました。

今回はステレオ素材を2つのモノ素材に変換する方法です。


2つの方法があります。
 僕がこれが必要になるのは、モノ素材が録れない機材で録音した素材をモノラル素材として使いたい場合です、たとえばボーカルをICレコーダーで録音したような場合。本来モノラルである素材をステレオで収録して、これを左右をミックスしてモノラルにするのはピュアではありません。通常マイクを2個立てて録音すると、それぞれのマイクに到達する時間差がかならず存在してしまって、単純にミックスするとこの時間差が音質的に悪さをします。
 一番いい方法は片方のチャンネルだけ使うことです!

<方法1> 
 デ・インターリーブドなファイルを書き出してリネームして再び読み込む。
aiffでもwavでもいいので、左右に分かれるファイル形式で保存します。システムはファイル名で左右のペアを認識するのでリネームしてしまいます。僕は片方のチャンネルしか必要がない例で、他方は捨てています。
サウンドバイトウインドウから、エクスポートで書き出します

二つのファイルができました

リネームしていらないチャンネルの素材は捨てました




<方法2>  
 こちらの方法のほうが画期的です、多分!

まずサウンドバイトウインドウでファイルを選び、Edit in Waveform Editorを開きます。

Waveform Editorで欲しいチャンネルの波形をコマンドキーを押しながら選択します(またはコマンドAで全てを選択してから左端のL、R、の部分をクリックする方法でも可能)。

ミニメニューのNew Audio File from Selection を実行します。


これでサウンドバイトにコンバートされた新しいモノラルのファイルが現れます。

ではみなさんEnjoy DPってことでまた!


2013年12月22日日曜日

デジパフォの裏技(トラックウインドウで複数トラックを上下に移動する)

これまで複数チャンネルのinput/outputをいっきに変更する・サウンドバイトのミュート・全てのフェーダーをいっきに上げ下げなどマニュアルに載っていないけど便利なショートカット/機能を書いてきました。まだ読んでいないひとはこのブログ内で検索してください。

今日は先日twitterで @smallwestKonishi さんからリクエストされて確認した新しいショートカットを書きます。この辺のネタは海外のサイトで話題になっているもので僕が発見したわけではないのですが・・・。

さてトラックウインドウで複数のトラックを上下にレイアウトしなおしたい場合です。一個ずつならマウスで動かせるのですが・・

1)まず移動したいトラックをセレクトします。

2)Control+Homeを押すと選択したトラックが上に、Pagedownで下に移動します。
 (MacBookでのHome/Pagedownはfnを押しながら↑↓です)

3)ほらできた。

という感じでDigital Performer、いいDAWですよー!
僕が知っている限りお教えしますのでこれからもよろしくお願いします!

ultramusic.jpではインディーはじめアーティストのみなさんの音楽制作・レコーディングなどをサポートしています。録音からマスタリングまでなんでも相談OKですよー!

2013年12月14日土曜日

デジパフォでトラックの色をいっきに変える方法

またDPの裏ワザを載せましょう。
作業していくうちにいろんな色のトラックができてしまって、あとでギターだけ青にしたいとか、唄は赤とかにしたい。黄色は視認性が悪いのでやめたいわけです。

複数のトラックの色を変えるには
1)同じ色にしたいトラックを選択します
2)t のキーをダブルタップして[tt]
3)いつものようにパレットで色を変えます(おお!っと感動しましょう)
4)tのキーをシングルタップしておきます[t]


以上です。

DPは操作性がよいのでなかなか他のDAWに移れません。ビクタースタジオ時代に米光亮さんにperformer1.0を紹介していただいたのをとても感謝しています。

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2013年12月12日木曜日

デジパフォで全てのフェーダーをいっぺんに上げ下げする方法、他

作業をしていて、バランスはそのまま全トラックを1dB下げたいとかありますよね?グループ組むと面倒なことになるし、マスターで下げるのでは意味が違う、っと。


ボーカルダビングしようと思ったらオケが大きすぎて、みたいな場合とか、マスターフェーダーで絞らなければならないほど各チャンネルのフェーダーを上げすぎていて、このままのバランスで下げたいとき。

魔法の呪文は[wのダブルタップ]です。[ww]とキーを叩いてください。この時点からフェーダーを触ると全てがトリム的に追従します。解除は[w]です。

僕はこれをとてもよく使います。

<注意点がひとつ>
バランスそのまま、という意味では[ww]で上げ下げした後にaux系とマスター系はゼロに戻してあげるのが正しいでしょう。プラグインシンセはmidi送りとリターンの両方が下がる場合があるのでこれも注意です。

過去ブログもご参考にどうぞ
「Digital Perforrmer7.x で8.xの新しいプラグインを使う方法」
「Digital Performer でサウンドバイトをミュートする方法」
「Digital Performer で複数トラックのOutputを一気に変更するには」

んじゃ、エンジョイdpっつーことで!

役にたった方は他の方のためにぜひRTしてあげてください。

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2013年12月11日水曜日

Digital Performer でサウンドバイトをミュートする方法/how to mute soundbite on Digital Performer

実はDigital Performerにはサウンドバイトをミュートする機能があります。

わざわざMixでミュートするのもめんどくさいし、その場に置いておきたい、でも音は出したくない、そういう事めちゃありますよね。ProToolsだとコマンド+MでOKですがDPではどうやるのか。

正解はcommandを呼び出しショートカットを自分で登録するです。こんなに便利な機能にショートカットが割り当てられていないのです。

ここではミュートに[-]キーを、ミュート解除に[^]を割り当てています。


こうすることでサウンドバイトがミュートできるようになりました。
サウンドバイトを選択して先ほど設定した[-]キーを押すとグレーっぽい色になりミュートされます。
普通のサウンドバイト

右がミュート中のサウンドバイト
色の設定によっては見にくいかもしれませんね。

ではエンジョイDPっつーことでよろしくお願いします!

2013年12月9日月曜日

toitoitoi ニューアルバムMIX進行中

いい音楽の仕事に携われることは本当に嬉しいし生き甲斐かも。toitoitoiは音楽性も高いのでもちろん、これがミュージシャン的にもっと初心者であってもクリエイティビティーがあるプロジェクトは全て楽しい!逆に目的がないとなかなか追い込めないですよね。
チェックに余念のないtoitoitoi 岸川まきさん

さてtoitoitoiは当初の予定をやや押しながらもメンバーの選曲が済みミックスも佳境です。

M.O.T.UのDigital Performer 7.24で作業・プラグインはいろいろ

FSを48KHzで落とすか44.1KHzで落とすか、16Bitなのか24Bitなのかなかなか悩ましいのですが、今回はプロジェクトを44.1Kの16Bitで行いました。48KHz→44.1KHzのサンプリングレートコンバートってどうも信用できないからです。多くの方々は48KHzでやっていて、いいモニター環境で録音の作業をしている間は48KHzのほうが生々しさがあっていいんですがMixからマスタリングの領域ではコンバートのクオリティーが謎な限り僕は44.1KHzでいいと思っちゃう派。いずれハイレゾ配信をするとか思ったら48/24なんですかね?

どれもとてもいい曲なのでみなさんお楽しみに。

あれ?曲順は決まったのかな?

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2013年9月6日金曜日

Digital Performer の便利コマンド(複数トラックのOutputを一気に変更する)

Digital Performerを使っていると、複数トラックのOutputをいっぺんに変更したくなる場合があります。ProToolsではOptionキーを押しながら変更することで全チャンネルの変更が可能ですがDigital Performerにはこの機能がありません。

と思いきや、これができるのです。
1)トラックWindowで複数のトラックを選択する
2)Option押しながらa をタイプ
こんな画面が出てきます。マニュアルに載ってる?

DP7.24で複数トラックを選択してOpt+aを押してみると・・
3)目的のOutput/Inputなどを選択して「OK」をクリック

※ただし、プルダウンメニューには一旦使用したIn/Outしか出て来ません、全部出てきたら大変な量になるからでしょうか、この辺はDPでオーディオを使った事のある人なら覚えがあるでしょう。

別のマシンで仕事をしたり、違うオーディオインターフェースを使ったときにこれがとても必要になりますよね。

The Mark Of The Unicorn社(以後MOTUと書きます)のDigital Performerは最も優れたDTMソフトエアの一つです。特に10キーで行うトランスポートコントロールの便利さ、MOTU社製のオーディオインターフェースを使用している時のモニター環境の秀逸さなどのおかげで僕の場合はMIDIに関連する事、オーディオの録音についてはすべてDigital Performerで、Mix以降は場合によってProtoolsを使用するという具合です。
ついにDigital PerformerからはWindowsにも対応しました!新しいLogicも気になるところですがまだまだDPにはお世話になりそうです。

海外にもともとunicornnation.comというMOTU製品についてのフォーラムBBSがあって今は
http://www.motunation.com/
という形で運営されていますが、ここにはこういったマニアックな(でも必須な)Tipsも載っているので是非アクセスしてみてください。

ではまたー!